繊研新聞「2016年11月10日付」に、弊社提案商品の記事が掲載されました
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尾崎織マーク
紙調ポリエチレン不織布でバッグ、雑貨のOEM事業
服飾資材製造卸の尾崎織マークは、高密度のポリエチレン不織布などを使用したバッグ、雑貨のOEM(相手先ブランドによる生産)事業を開始した。
不織布は極細のポリエチレン長繊維を原料にしており、透湿・防水性、強度、耐久性に優れる。建築資材や医療、化学、工業用資材などに幅広く使用されている。衣料分野ではこれまでにジーンズ用のラベルなどで商品化されている。
尾崎織マークは不織布の強度や紙のような質感と軽さ、耐水性、遮熱性、洗濯性などからバッグ材として注目。トートやマリン、ランチバッグなど日常やカジュアルシーンに合った新しいバッグとして提案する。中国で素材の調達から染色、縫製までを行う。
パルプとポリエステルの合成紙(シンセティックペーパー)を使ったOEMも開始する。紙のような質感と軽さ、耐久性、耐水性などを生かしてポーチや眼鏡、タブレット、ペンシルのケース、ブックカバーなどのステーショナリー商品を提案する。中国で一貫生産する。
同社は二つの素材による製品事業を「プライムテクスチャー」企画と位置付け、300個からの小ロット受注に対応する。